調査部門
免震装置の継続的な維持管理と点検を行い、免震機能を維持させる必要があります。
商業施設やマンションなどの免震設備が、正常に動作するか点検する業務です。
免震建物は、現在最も優れた耐震建築物ですが、地下の基礎部分に設置された「免震ゴム」などの状態を確認し、規定を超えた変化が起きていないか、安全性が免震装置の機能的特性に強く依存することから、いざという時にしっかりと動作する状態を保てているか、それらの装置の継続的な維持管理と点検を行い、所定の免震機能を維持させる必要があります。
免震点検内容
免震点検では、主に次のようなことを行います。
積層ゴム・水平変位確認
地震時の揺れが建物にできるだけ伝わらないように水平方向に柔らかく動いて、建物の重量を支える「積層ゴムアイソレーター(建物の基礎と柱の間に設置)」等の免震部材の変状計測を行う。
点検内容の計測値は、竣工時検査にて計測した数値との誤差を調べて許容範囲内(管理値内)にあるかを計測します。